ティーチングプロに合格の三浦桃香、3年間の講習を経て「よりゴルフが好きになった」


三浦桃香

三浦桃香

 女子ゴルフで1998年度生まれ「黄金世代」の三浦桃香が、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のティーチングプロプロの資格を取得し、JLPGA会員となった。12日に行われた入会式後に会見し、「ホッとしている。レッスンをしながら、メディアを通じてなど、ゴルフの楽しさを伝えていきたい。トーナメントに出ていた経験も生かしたい」と明るい表情で語った。

 三浦は17年から3度プロテストに失敗。18年、19年はツアーの出場権を争う予選会を突破し、単年登録選手としてツアーに参戦した。20年からは下部ツアーを含めて出場資格を得られず、ティーチングプロの資格取得を目指していた。

 勉強の期間を振り返り「(ゴルフという)競技は個人スポーツなので、今までは自分ひとりでやっているという意識だったが、今回のティーチングの講習は班で一緒にやったり、みんなで勉強して活動していく感じだった。よりゴルフが好きになった」と話した。教本を覚えることからスタートし、一緒に講習を受けた仲間の存在にも感謝し「学生の気分も感じられた」と振り返った。

 今後について「来年から(QTを受けて)トーナメントに出場する資格が出るとも聞いているけど、まだ最終決定ではないので、(ツアーに)出ますというのは言えない」とした。これからは「ティーチングプロ・三浦桃香」として再出発する。「ゴルフ人口が増えている中、YouTubeやメディアを通じて、レッスンを見たら良くなったとか聞くのがうれしい。周りに貢献できたら」と前向きに語った。

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