JGAナショナルチーム慰労会 馬場咲希は来季海外メジャーへ「全部を吸収するつもりで」


JGAのナショナルチーム慰労会に出席した馬場咲希(左、右は橋本美月)

JGAのナショナルチーム慰労会に出席した馬場咲希(左、右は橋本美月)

 日本ゴルフ協会(JGA)は16日、2022年度のナショナルチーム(NT、アマ日本代表)慰労会を都内で開催した。8月の全米女子アマを日本人で37年ぶりに制した馬場咲希(代々木高)、ともにこの秋にプロ転向したツアー2勝の蝉川泰果(東北福祉大)、同1勝の中島啓太(フリー)らが参加した。

 会に先立ち、室伏広治スポーツ庁長官を招いた特別座談会も実施された。慰労会を終えた蝉川は「(室伏氏は)一流のトップアスリートでやられていた方なので、迷った時の向き合いを質問させていただき、勉強になった」と振り返った。

 今年までの7年間、NTに在籍した中島は「ゴルフ歴の半分、NTで過ごした。本当に何から何までゴルフの基礎を、たくさんのことを学んだ。卒業の日を迎えたくなかったので、さみしい。7個のメダルは僕の宝物。ここで学んだことを、忘れずにプロで戦いたい」と決意を込めた。

 馬場は男子の2選手と同じく、将来の五輪出場に意欲を示すとともに「来年は海外メジャー4大会に出場するので、全部を吸収するつもりで行く。プロテストもあるので、良い結果で終われれば」と誓った。蝉川、中島は1月の米ツアー、ソニー・オープン(ハワイ)の参戦が既に公表されており、馬場はNTの派遣選手として、1月のオーストラリア男女アマで始動する予定だ。

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