昨季、ルーキーながらツアー初優勝を手にした尾関彩美悠が13日、岡山市内のホテルで「2022シーズン ご報告と感謝の会」を開催。今シーズンから、日本の大手鉄鋼メーカーのJFEスチールと所属契約を結ぶことを発表し「JFEさんが作っている強くて硬い鉄のように、何事にも動じないメンタルを持ってこれから戦っていきたい」と意気込んだ。
トークショーでは、新シーズンの目標を漢字一文字で問われ「池」と回答。「昨年は池に入れる回数が多かったので、池に入れないという意味で」と理由を明かし、会場の笑いを誘った。
尾関は、日米ツアー7勝の渋野日向子や男子ツアーで活躍する久常涼らを輩出した岡山の作陽高出身。21年11月のプロテストにトップ合格し、22年9月の住友生命レディス東海クラシックで初優勝を果たした。現在は、沖縄で体力作りやショートゲームをメインに取り組んでいるという。まずは、2週間後に迫る開幕戦のダイキンオーキッドレディス(3月2~5日、沖縄・琉球GC)へ「2勝目を目指しつつ、3、4勝目と複数回優勝を目指して頑張りたい」と飛躍を誓った。