上田桃子、同期・諸見里しのぶのコースセッティング攻略し大会連覇へ「罠もあるし、攻めないといけないところもある」


プロアマ戦・1番、ティーグラウンドで笑顔を見せる上田桃子(カメラ・渡辺 了文)

プロアマ戦・1番、ティーグラウンドで笑顔を見せる上田桃子(カメラ・渡辺 了文)

◆女子プロゴルフツアー 報知新聞社特別協力 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン プロアマ戦(6日、兵庫・花屋敷GCよかわC)

 ツアー通算17勝の上田桃子(ZOZO)は、プロアマ戦などで最終調整した。2週前の「Tポイント×ENEOS」では、最終日で最大8打差から逆転され、6打差3位。1戦見送り調整を行った上田は「(前回と)コースが違うので、ディフェンディングという感じはないが、恥ずかしくないゴルフをしたい」と意気込んだ。

 前回大会(埼玉・石坂GC)と同様に、コースセッティングは同期の諸見里しのぶが担当。上田は「ご飯行こうよって会場に来たときに言うんですけど、『そんな余裕ない!』といつも言うくらい頭を悩ませている」と明かし、「意図をくみ取ってと言うか、罠もあるし、攻めないといけないところもあると思う。しっかり考えていければ」と、ツアー通算18勝目を見据える。

 また、米男子プロゴルフのメジャー初戦、マスターズについて問われると「見ると思います。タイガーが見られるのが一番楽しみ」と笑顔。一方で、「ピーキングの持っていき方。どういう選手がどういうふうにピークを持って来ているかも含めて、技術的なところはもちろん、マネできない部分もあるので、どういう選手が上に上がってきて、どういう準備をしてきたのかという言うのはすごく楽しみに毎年見させてもらっています」と、さらなる成長の糧にもする。

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