比嘉一貴「12番で洗礼を受けてしまった」痛恨トリで4オーバー マスターズ第1R


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 第1日(6日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7545ヤード、パー72)

 【オーガスタ(米ジョージア州)6日=岩原正幸】昨年国内ツアー賞金王で初出場の比嘉一貴(フリー)は2バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの4オーバー76でホールアウトした。中継局のTBSのインタビューで「体の状態もよく、練習場でのショットの調子もよかったので、けっこう自信をもってスタートできたが、いいショットも悪いショットも出てしまった」と振り返った。

 イーブンパーで迎えたアーメンコーナーで、スコアを4つ落とした。11番はグリーン右からのアプローチが寄らず、ボギー。12番パー3は8アイアンでの第1打がグリーン手前のクリークに転がり落ちた。第3打はグリーン奥バンカーへ。第4打は2メートル半ショートし、痛恨のトリプルボギーを喫した。「状態は本当にスコアほど悪くないし、今日(天候が)穏やかだったので、できればアンダーパーで回りたかった。やっぱり12番のホールで洗礼を受けてしまったなというのが悔やまれる」。

 その後は2メートル前後のパーパットを沈め続ける粘りのプレーを見せた。予選突破へ、第2ラウンドで浮上を狙う。「もうガンガンいって、イーブンパーに戻せるぐらいの目標をもって明日スタートできたら」と意気込んだ。

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