石川遼 連続ラウンド60台記録更新へあと3 「自分なりにいいプレーができれば数字は付いてくる」


雨天のためラウンドをせず、練習場で調整する石川遼(カメラ・谷口 健二)

雨天のためラウンドをせず、練習場で調整する石川遼(カメラ・谷口 健二)

◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 公式練習日(12日、大阪・泉ヶ丘CC)

 男子プロゴルフツアーの今季国内2戦目、関西オープンが13日から4日間、大阪・泉ヶ丘CCで行われる。石川遼(カシオ)は12日、悪天候のためラウンドは回らず、ショットやパター練習で最終調整を行った。10、11日に初めてコースを回り「アウトとインでかなり表情が違う。インコースの方が狭めな印象。リスクもあるし、攻めて成功すればチャンスを作れる」と話した。

 今大会の石川には「連続ラウンド60台」記録の更新がかかる。現在、13ラウンドで60台を継続中で、ツアー記録は、セルジオ・ガルシアが記録した「15」だ。「そんなに興味はない」としながらも「自分なりにいいプレーができれば数字はついてくると思う。1個そういった数字を自分でここまで続けてこられているというのは、自分のゴルフの目指している方向性で、いいスコアの回数を増やしていくのは、今後も目標として掲げていく」と石川。「途切れ方というか、途切らせるなら70で。77とかだったら正直、印象も変わりますから、70で途切らせたいという気持ちはあります(笑い)」と話した。

 3年前から始めたスイング改造も大詰めで、今季開幕戦では3位。石川は「(昨年11月の太平洋マスターズは)すごく強い理想的な勝ち方ではなかった。めちゃくちゃ強いなというのは、トップで出てみんなが追いつこうとしているけど追いつけない勝ち方。それとは違ったので。いいゴルフをした先にそういった展開があると刺激になる。やることはいっぱいあるので、これからが楽しみ」と意気込んだ。

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