川崎春花、全米女子オープンは「『出る』の一択だった」 20歳の誕生日はフレンチでお祝い


練習ラウンドでショットを放つ川崎春花(カメラ・今西 淳)

練習ラウンドでショットを放つ川崎春花(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 練習日(2日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 ツアー2勝の川崎春花(村田製作所)がインコース9ホールを回り、4日の開幕に向けて調整した。9月に日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で初優勝。昨年は予選落ちだった大会に、メジャー覇者として帰ってきた。「去年は全然手も足も出なかったけど、今年は少しは成長できていると思う。試合で結果が出せるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 20歳の誕生日だった1日は、常総市で家族とフレンチ料理でお祝いをした。「炭酸は飲めない」という川崎は、お酒は口にせずにオレンジジュース。「あまり実感はないが、ちゃんとした大人になりたい。常識があって、物事をしっかり考えられる自立した大人になりたい」と20歳の抱負を述べた。

 前週のパナソニックオープン後の世界ランク(75位以内)で資格を獲得した、全米女子オープン(7月6~9日、米カリフォルニア州ペブルビーチGL)への出場を決めた。「幼い頃からの一つの夢だったので、出られるって決まったときは『出る』の一択だった」と明かした。会場は女子オープン初開催の名門ペブルビーチ。「行ったことも見たこともないけど、いいコースだと父から聞いたので楽しみ」と微笑んだ。

 20歳初戦へ「メジャーは頑張りたい大会だし、キーとしている大会。しっかり準備をして、結果につなげたい」。今季はアクサレディスでの3位が最高で、予選落ちが3度。国内メジャー2冠がかかる大会で弾みをつけ、初の海外メジャーを迎えたい。

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