韓国賞金女王の朴民智「日本食が大好き。食べまくっています」 母はハンドボールの五輪銀メダリスト


プロアマ戦を笑顔でプレーする朴民智(パク・ミンジ)(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦を笑顔でプレーする朴民智(パク・ミンジ)(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(3日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 2021、22年の韓国ツアーの賞金女王で世界ランキング26位の朴民智(パク・ミンジ)が、日本ツアーに初参戦する。「優勝という意識はあります。ただ、優勝、優勝となるとストレスになる可能性があるので、ここに来られたことを幸せだと思って、幸せな気持ちで1週間を過ごせたらと思います」。1998年生まれで、日本の渋野日向子、勝みなみ、原英莉花ら「黄金世代」と同世代の24歳が、デビュー戦Vを狙う。

 母の金玉花(キム・オクファ)さんはハンドボールの元韓国代表。1984年ロス五輪の銀メダリストだ。日本の実業団の名門「大崎電気」で8年間活躍した母のアスリートのDNAを受け継ぎ、ゴルファーとしての道を選んだ。「トイレはどこですか」「いくらですか」「おいしい」「いただきます」。今回の来日前に母から学んだ日本語を披露した。

 「日本食が大好き。韓国にいる時も一週間に2回は日本食を食べる。コンビニのご飯、日本のお米、ご飯がとにかく美味しいので、来てから食べまくっています」と笑顔で明かした朴。「健康を意識した場合は、しゃぶしゃぶ。何でもいいから自分の一番好きなものを食べたいなら、お寿司。日本酒を飲みたいときは、お刺身を食べに行きます」。そのときの気分次第で、3つのコースを使い分けるという。

 4日の第1ラウンドは吉田優利、西郷真央と同組で、午前11時50分に1番からスタートする。「明るく迷いのないプレー、底力のある力強いプレーをするのが朴民智らしいゴルフ。もしかしたら、それを発見してもらえるかもしれないですね」。日本のゴルフファンの前でのプレーを待ちわびた。

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