◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(5日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)
韓国ツアー5勝のイ・ソミ(韓国)が5位で出て2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの73で回り、首位と5打差の通算1オーバーの暫定6位でホールアウトした。
10番スタートで、12番パー5でバーディーを先行させた。後半も5番パー5でしっかりとスコアを伸ばしたが、ティーショットを曲げた1番、7番でボギー、ダブルボギーを喫した。「今日はティーショットを3つミスしてしまったんですけど、そのうち2つがボギー、ダブルボギーにつながってしまって。とても残念です」と苦笑いで振り返った。
世界ランク56位で「世界ランク上位」の資格で、今大会に初出場した。ラフが深くてピン位置も左右に振られて硬く、速いグリーン。日本のメジャーの難しいセッティングにも、世界ランカーの高い総合力で対応し、上位での予選突破を確実とした。この日は午前中から風も強まったが「韓国でも風には強い方と言われています。韓国と日本で風の影響に、そんなに大きな違いはなかったので。どうやって頑張ろうかなと考えながら打ちました」とうなずいた。
大型連休中でもあり連日、会場には大勢のギャラリーが詰めかけている。「試合前や試合後は、ギャラリーの方々がたくさんいることを実感しました。その中で集中して臨むしかないと思うので、応援してくれる方々がいるのであれば、そこに感謝しながらプレーしたいと思います」と、24歳はほほ笑んだ。