◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(7日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)
冷たい雨風の中、最終組が前半9ホールを折り返した。2打差の単独首位で出た通算2勝の吉田優利(エプソン)が9番まで1バーディー、2ボギーと1つスコアを落とし、通算1オーバーで後続に1打差をつけて、初メジャー制覇のかかる運命のサンデーバックナインへと突入した。
通算8勝で初メジャー制覇に挑む小祝さくら(ニトリ)が2つスコアを伸ばし、1打差の2オーバーの暫定2位で追う。国内男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司の門下生でツアー初優勝を目指す李ハナ(韓国)が3打差の3位で続いている。
通算54度目の挑戦で悲願のメジャー初制覇のかかる上田桃子(ZOZO)、2018年大会覇者の申ジエ(韓国)、世界ランク56位のイ・ソミ(韓国)が4打差の同4位に並んでいる。
ジャンボの愛弟子・佐久間朱莉(大東建託)と08年のメジャー昇格後、2人目となる大会連覇を狙う山下美夢有(加賀電子)は6オーバーの同7位となっている。永峰咲希(ニトリ)は7オーバーの暫定9位。昨年の下部ツアー賞金女王・桜井心那(ニトリ)、ツアー1勝の双子の姉・岩井明愛(あきえ、ホンダ)は8オーバーの同10位につけている。
メジャー2勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は、2つスコアを伸ばして11オーバーの暫定17位。21&22年韓国ツアー賞金女王の朴民智(パク・ミンジ、韓国)は13オーバーの同25位。通算5勝の西郷真央(島津製作所)は15オーバーの同31位。アマチュアで唯一決勝ラウンドへ進んだ昨年の全米女子アマ選手権覇者・馬場咲希(代々木高3年)は、19オーバーの同51位となっている。