馬場咲希「メジャーをめちゃくちゃ体感した」 ベストアマチュア賞獲得も21オーバーで4日間を終える


11番ティーショットを放つアマチュアの馬場咲希(カメラ・今西  淳)

11番ティーショットを放つアマチュアの馬場咲希(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(7日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 33位で出た昨年の全米女子アマチュア選手権覇者の馬場咲希(代々木高3年)はバーディーなし、4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの81で、通算21オーバーで大会を終えた。

 1メートルのバーディーパットを外した後半3番をきっかけに、乱れていった。「あれを外すと思っていなくて。そこを外してからプツンと切れた感じで。その後のショットもアプローチもパットも、何もイメージがわかなくなってしまった」と肩を落とした。

 14番と16番でティーショットを右の林に曲げるなど、4日間を通じてショットの不調に苦しんだ。「ショットは得意だったので、その得意なショットがこうやって悪くなってしまうと、他にいいところが見つけられなくなってしまって。まずはショットを元に戻さなければという感じ」と打ち明けた。

 同じメジャー大会の昨年の日本女子オープンは11位だった。「その時はパーオンをたくさんしているので、あまり崩れることもなかった。今回はラフに行ってしまったり、グリーンに乗らなかったりで、すごく難しいアプローチやバンカーショットをたくさん打った。メジャーをめちゃくちゃ体感したというか、悪い意味で体感してしまった」。深いラフに、硬くて速いグリーン。難セッティングに強風が吹き荒れ、最終日は大雨にも見舞われた。この1週間で学ぶことも多く、ベストアマチュア賞を獲得した。

 次戦は18日に開幕するブリヂストンレディス(愛知・中京GC石野C)。「この4日間、まんまとワナに引っかかってしまった感じがして、良いところが一つもないようなプレーが4日間続いてしまった。次のブリヂストンレディスまでには、ショットを元に戻したい」と話した。

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