吉田優利がタフな難設定を攻略してメジャー初優勝&通算3勝目 16年9月以来のオーバーパーでのV 女子メジャー初戦最終日


6番ティーショットを放つ吉田優利(カメラ・今西  淳)

6番ティーショットを放つ吉田優利(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(7日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 冷たい雨風の中、我慢合戦の展開となった最終ラウンドが終了した。2打差の単独首位で出た吉田優利(エプソン)が3バーディー、4ボギーの73で回った。この日は1度も首位を譲らずに通算1オーバーで逃げ切り、自身初メジャー制覇となる、21年9月以来の通算3勝目をつかんだ。

 優勝者が通算オーバーパーだったのは、2016年9月の日本女子プロ選手権以来、1988年のツアー制施行後48度目となった。元世界ランク1位で18年大会覇者の申ジエ(韓国)72で4オーバーの2位。

 ともにメジャー初制覇を目指したツアー通算400試合目出場の上田桃子(ZOZO)、通算8勝の小祝さくら(ニトリ)は6オーバーの3位だった。2008年のメジャー昇格後、2人目となる大会連覇を狙った山下美夢有(加賀電子)は71で回り、7オーバーの7位で終えた。昨年の全米女子アマ選手権覇者・馬場咲希(代々木高3年)が、21オーバーの50位でベストアマチュア賞を獲得した。

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