吉田優利を二人三脚でメジャー初制覇へ導いた古賀雄二キャディー「ラインを読むのもすごい上手。素晴らしい選手」


メジャー制覇し古賀雄二キャディーとハイタッチする吉田優利(カメラ・今西 淳)

メジャー制覇し古賀雄二キャディーとハイタッチする吉田優利(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(7日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 メジャー初制覇となる今季初優勝&通算3勝目を挙げた吉田優利(エプソン)とタッグを組んだ古賀雄二キャディーが、雨風の難コースを逃げ切った23歳を「日頃の努力のたまもの。頑張りましたね。泣きそうですもん」とたたえた。

 18年大会覇者の申ジエ(韓国)や、ツアー通算17勝の上田桃子(ZOZO)らが追い上げを見せたことで「(展開は)もう全く分からなかった。最後も難しいピン(位置)だったからダブルボギーもあるじゃないですか。だからもう気が抜けないっていうか、何があるか分からないです、最後まで」と古賀キャディー。オーバーパーでの優勝は自身も初めてで「もう息が苦しかったです。やっている方は得意ですけど、ホッとしています」とふり返った。

 これでツアー通算12勝目で、メジャーは2回目の頂点に立った古賀氏は、過去にツアー通算16勝のテレサ・ルー(台湾)や日米通算7勝の渋野日向子(サントリー)ともタッグを組んだ経験がある。「ラインを読むとかも、すごい上手。全部自分でやっている感じです。素晴らしい選手ですね」と2000年度生まれの「ミレニアム世代」では2人目となるメジャー制覇を成し遂げた吉田の将来性に期待を込めた。

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