
プレーオフ2ホール目、バーディーパットを外し悔しがる岩井明愛(カメラ・渡辺 了文)
◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 最終日(14日、福岡CC和白C、6299ヤード、パー72)
岩井姉妹の姉・明愛(あきえ、ホンダ)は3人のプレーオフ(PO)で敗れ、2位に終わった。勝負が決まった直後、優勝した妹の千怜(ちさと、ホンダ)に「おめでとう」と祝福した。心境を問われると「8割悔しい。2割は千怜が勝ってくれてうれしい」と語った。
首位で出て、6バーディー、3ボギーの69で回った。9、10番で短いパットを外し、流れを失いかけたが、後半に粘り16、18番のバーディーでプレーオフに持ち込んだ。正規の18番と、POの2ホール目では“直ドラ”を披露したが、勝利にはつながらなかった。
初の姉妹POの戦いを「こんなに楽しんだという感じ。その中に千怜もいたので」とすがすがしい表情で振り返った。4月のKKT杯バンテリンレディス以来の2勝目はならなかったが、「(次にPOができたら)勝ちたい! いい経験になりました」と明るく話した。