岩井姉妹の姉・明愛（右）と妹・千怜
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス プロアマ（１７日、愛知・中京ＧＣ石野Ｃ、６５７３ヤード、パー７１）
前週のＲＫＢ×三井松島レディスでプレーオフの末に今季初勝利、通算３勝目を挙げた岩井千怜（ちさと、ホンダ）が公式会見で意気込みを語った。前週は双子の姉・明愛（あきえ）、山下美夢有との３人のプレーオフを２ホール目で制した。
プレーオフで見せた“直（じか）ドラ”の反響も大きかったそうで「またやりたい。今日のプロアマでも６、９番（ともにパー５）で使いました」と明かした。前週後は帰りの移動中にも「（明愛とは）ゴルフの話はしなかったですね」と振り返る。「あまりぶり返すのも、明愛にとってうれしくないと思って」と理由を話した。試合後に姉が「（次プレーオフになったら）絶対勝ちます」と話したことを受け、千怜は「悔しさが伝わってきた。でも、私も負けたくないので次あったら私も勝ちたい」とプロ魂を見せた。
この日は気温３３度の中で回り、暑さ対策については「睡眠をよく取って、ご飯をちゃんと食べることが大切」と強調した。
昨年８月にはＮＥＣ軽井沢７２、ＣＡＴレディースで初優勝から２週連続優勝を達成した。２度目の２週連続Ｖのチャンスに「調子はいいので、この感じでいきたい」とした上で「今週は今週で切り替えて、初日から自分のペースで回ることを意識してやりたい」と冷静に話した。