◆男子プロゴルフツアー ゴルフパートナープロアマトーナメント プロアマ(17日、茨城・取手国際GC東C、西C、ともにパー70)
ツアー通算3勝の蝉川泰果(フリー)が東北福祉大の同級生・鈴木晃祐(フリー)との予選ラウンド(R)での競演を心待ちにした。
大学3年時まで勝てなかったライバルと、プロの世界で初めて一緒に回る。「晃祐とツアーで回るのがこんなに早くてびっくり」と笑顔をのぞかせた。同学年には21年に日本アマ優勝の中島啓太がいる。だが「ライバル心が強いのは晃祐」だと4年間ともに高め合った鈴木晃に闘志を燃やした。
今大会はプロツアー唯一のプロアマ形式。米ツアー「ザ・アメリカン・エキスプレス」で同形式は経験済みだ。当時は「英語があまりしゃべれなかった」。アマからアドバイスを求められることもあるが「会話を全員でしながら、いつもと違った雰囲気にわくわくしている」と独特の形式にも臆さない姿勢だ。
大学の同級生より「いいスコアで回りたい」と意気込む蟬川。闘争心を燃やし、今季2勝目をつかみ取る。