プロ初優勝狙う中島啓太は70 首位と3差3位で最終日へ「細かいところが合ってくれば」


14番、ティーショットを放つ中島啓太(カメラ・岩田 大補)

14番、ティーショットを放つ中島啓太(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン 第3日(27日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 2位から出た中島啓太(フリー)は、3バーディー、1ボギーの70で通算13アンダーの3位に後退も、首位と3打差で最終日の逆転に望みをつないだ。

 3日間のパーオン率81・48%は全体1位と得意のショットが好調。初日(67)、2日目(66)ともに6つのバーディーを奪ったが、この日は惜しくもパットが決まらない場面が目立ち、バーディー数は3にとどまった。もどかしい状況にも「もう一筋違うラインがたくさんあったが、いいパットは続けられている。ちょっとした読みとか、細かいところが合ってくれば」と、前向きに話した。

 16アンダー首位の安森一貴、14アンダー2位の金谷拓実を追う最終日に向け「最終組に入れたのは本当に良かった。(アマチュア時代からの盟友)金谷さんと一緒にプレーさせてもらえるし、安森さんも今日すごくいいプレーをされていた。いいゴルフをした人が勝つと思うので、そこを目指して頑張りたい」と気合十分だ。史上5人目のアマVを達成した21年9月のパナソニックオープン以来2度目、プロとしては初のツアー制覇に挑む。

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