◆男子プロゴルフツアー ASO飯塚チャレンジド 開幕前日(7日、福岡・麻生飯塚GC=6809ヤード、パー72)
2週連続2位の中島啓太(フリー)は、好調を維持したまま初出場の今大会を迎える。気持ちも完全に切り替わっている。「続けていいゴルフをするだけ。自分のベストを出し尽くしての2位と2位だった。こういう優勝争いを、これからたくさん続けていくことが大事。一番大事なことは、こういうふうにずっと上位にいて、優勝争いを続けることかなと思っている」。“三度目の正直V”へ、自分のゴルフに集中する。
昨年の優勝スコアが23アンダーだったバーディー合戦のコースを、中島はどう戦うのだろうか。「焦らないこと。伸ばし合いになると分かっているトーナメントは、ちょっとバーディーが来ないとバーディーを取りたい気持ちが出てくる。そこは抑えて焦らず。いつ連続バーディーが来るか分からないし、淡々と流れが来るまで焦らずに」。22歳は落ち着き払った様子で、自分に言い聞かせるように口にした。