山下美夢有は5アンダーで大会連覇へ好発進 渋野日向子、馬場咲希との注目組に「リズムが良くて回りやすかった」


12番、グリーン上で笑顔を見せる(左から)渋野日向子と山下美夢有 (カメラ・馬場 秀則)

12番、グリーン上で笑顔を見せる(左から)渋野日向子と山下美夢有 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第1日(8日、兵庫・六甲国際GC=6513ヤード、パー72)

 前年覇者の山下美夢有(加賀電子)が7バーディー、2ボギーの5アンダー、67で初日を終えた。

 10番からスタートし、前半は2バーディー、2ボギーのイーブンパーで折り返した。「(ショットが)昨日からあまり調子は良くなくて、調整はしていたんですけど、いいイメージでスタートのティーショットを打てず、あやふやな感じだった」。しかし、大会ホステスプロの渋野日向子(サントリー)、アマチュアの馬場咲希(代々木高3年)との同組で、「リズムが良くて回りやすかった」と後半は1番でバーディー発進し、2、4番ホールでは5メートルを沈めるなど、5バーディーを奪って上位に食い込んだ。

 一方、立て直したように見えた後半だが、ショットの感触は最後までしっくりこなかったという。それでも、ボギーなしでまわり「初日にしてはいいスコアで回れたかなと思う。前半はもったいないボギーもあったので、しっかり調整してノーボギーで回れるようにしたい」とうなずいた。3週連続Vを狙った先週の「リシャール・ミル・ヨネックスレディス」では惜しくも3位だったが、今季は3勝を含めてトップ10入りが8回。抜群の安定感でメルセデス・ランキング1位を独走する21歳が、大会連覇へ好スタートを切った。

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