馬場咲希は1アンダーの71で発進 同組の渋野日向子のスマイルに「こっちまで笑顔になる幸せな時間」


14番、チップインバーディーを決めてガッツポーズの馬場咲希(カメラ・馬場 秀則)

14番、チップインバーディーを決めてガッツポーズの馬場咲希(カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第1日(8日、兵庫・六甲国際GC=6513ヤード、パー72)

 サントリーとスポンサー契約するアマチュア・馬場咲希(代々木高3年)は、スタートの10番ホールをバーディーで発進し、前半は2バーディー、2ボギーで折り返し、後半は2バーディー、1ボギーで回った。4バーディー、3ボギーの1アンダー、71で初日を終えて「最近はアンダー(パー)が出ていなかったので、1アンダーではありますが、アンダーが出て良かった」とふり返った。

 同組が2019年のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(サントリー)と、昨季年間女王の山下美夢有(加賀電子)ということもあり、多くのギャラリーを引き連れてのラウンドとなった。その中で、渋野に対し「ショットで(ピンそばに)つけてバーディー(パット)を入れていた。あとはずっと笑顔でラウンドしていて、こっちまで笑顔になる幸せな時間でした」と馬場。山下には「ショットが曲がらず、その気配もない。パターも全て入れて、さすがだと思った」と話すなど、先輩2人から大いに刺激を受けた充実の18ホールとなった。

 3週間前の「ブリヂストンレディス」では、1打及ばすに予選落ち。この日のショットの内容に納得はしないが「(クラブの)振り感はよかった。ブリヂストンやサロンパスの時は、タイミングがずれすぎて振れてもいなかったので、どんどん合ってきているのかなと思う」と調子は上向きと感じている。「今回は予選を通って、4日間戦えるように明日もスコアを伸ばしたい」。異例の“ホステスアマチュア”として、まずは予選通過を目指す。

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