大会ホステスプロ・渋野日向子は70で2アンダー発進 初のベースボールグリップで挑み「打ちたい球が打てる」と手応え


10番、ティーショットを放つ渋野日向子 (カメラ・馬場 秀則)

10番、ティーショットを放つ渋野日向子 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第1日(8日、兵庫・六甲国際GC=6513ヤード、パー72)

 今季国内ツアー2戦目の渋野日向子(サントリー)は5バーディー、3ボギーの2アンダー、70で発進した。岩井千怜(ちさと、ホンダ)が9アンダーで単独首位に立っている。

 渋野は2020年にサントリーと所属契約後初の出場。サントリーの企業カラーの水色のウェアで所属先へ感謝を示した。開始の10番で4メートルのバーディーパットを沈め、勢いに乗った。15番では第2打を80センチにつける好ショット。終盤に7、8番の連続ボギーで後退も、2アンダーとまずまずの滑り出しを切った。

 通称テンフィンガーと言われる「ベースボールグリップ」で初めて挑み、「ドロー(右に打ち出し左へ落ちる球筋)が出る。しっかり振れて、打ちたい球が打てる。ドライバーの距離も出ていた。100%に近いスイングができそうな気がする」と手応えを示した。

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