◆男子プロゴルフツアー ASO飯塚チャレンジド 第2日(9日、福岡・麻生飯塚GC=6809ヤード、パー72)
61位から出た通算18勝の石川遼(カシオ)は2バーディー、1ダブルボギーの72と伸ばせず、通算1アンダー91位で2週連続予選落ちした。連日32パットを要し、グリーン上で苦戦。「全体的にショットは悪くないが、8割ぐらいは決めていかなきゃいけないようなパットを外しすぎた。ちょっと苦しかった」と振り返った。
1番パー5はピン上8メートルのイーグルチャンスにつけたが、3パットのパーとチャンスを生かせず。15番は1メートル半のバーディーパットがカップ右を抜けた。「ラインの読みが今週はなかなか当たらなかったというか、いいパットを打てたり打てなかったり。いいパットを打ち切れれば(外しても)まだ良いが、ミスもあった。それで流れをつかめなかった」という36ホールだった。
次週は2年ぶり7度目のメジャー、全米オープン(15~18日、カリフォルニア州ロサンゼルスCC)に挑む。「ショットに関しては、今週と変わらないようなパフォーマンスというのが一つのベース。次にアプローチの芝の感覚だったり、バンカーだったり、パッティングのグリーンの感覚と自分のアジャストメントという感じになってくると思う」。収穫と課題とともに海を渡る。