岩井千怜&明愛「夢がかなった」姉妹で初の最終日最終組も山下美夢有に惜敗「隙がなかった」


最終日、同組でプレーする岩井明愛(右)と岩井千怜

最終日、同組でプレーする岩井明愛(右)と岩井千怜

◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス 最終日(18日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C=6621ヤード、パー72)

 ツアー初の姉妹最終日最終組に入った岩井ツインズの姉・明愛(あきえ、20)は14アンダーで2位、妹・千怜(ちさと、20)=ともにホンダ=は12アンダーで3位だった。

 双子の岩井姉妹は初日からのトップを守った山下について「隙がなかった」と声をそろえた。一緒に最終日最終組で優勝を争うことは姉妹の夢だった。逆転優勝はならなかったが、明愛は「一つの夢がかなった日。悔いはない」とすがすがしい表情を浮かべ、千怜も「夢のような時間だった。2人で戦えたのがうれしい」と笑顔を見せた。

 8番で明愛が、片手チップインバーディーでみせた。グリーン左奥のバンカー縁からの第3打を、右腕一本で振ったウェッジで沈めて大歓声を浴びた。「バンカーに足を入れてクラブを短く持つか、片手打ち。確率を考えたときに片手の方が打ちやすかった」。優勝した山下も「あれは、ほんまにすごかった」と驚いた一打だった。

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