渡米前最後の国内ツアー、山下美夢有が67の猛チャージで33位からV圏内に急浮上「昨日より安定していた」


9番ティーショットを放つ山下美夢有。通算6アンダーでホールアウト

9番ティーショットを放つ山下美夢有。通算6アンダーでホールアウト

◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第2日(23日、千葉・カメリアヒルズCC=6650ヤード、パー72)

 前週、今季4勝目を挙げ、2週連続Vを狙う山下美夢有(加賀電子)が33位から出て、5バーディー、ボギーなしの67をマーク。通算6アンダーで、現時点で首位と2打差の暫定3位となっている。

 10番から出た山下は11、13、18番でバーディーを奪うと、後半の1、4番でもバーディーを重ねた。「昨日よりショットも安定していて、ラフに行く回数も少なかった。このコースはフェアウェーから打つことが大事になる。セカンドショットの縦距離も合っていて、チャンスにつく回数も多く、パットも昨日よりは入ってくれた」と満足げに話した。

 7月に海外メジャーの全米女子オープン(6日開幕・ペブルビーチGL)を控え、この大会が渡米前最後の国内ツアーとなる。次週の資生堂レディス(29日~7月2日、神奈川・戸塚CC)の欠場についても触れ、「(コンディションを)整えてという感じです」と説明。好位置で迎える決勝ラウンドへ「1ホール、1ホール気が抜けない。明日もまずはしっかりフェアウェーキープして、いい所からセカンドショットを打ちたい」とスコアを伸ばすことを誓った。

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