石川遼、4年ぶり大会Vへ 68で暫定首位「今日の自分が出せるベスト」…日本プロ選手権第1日


18番ティーショットを放つ石川遼(カメラ・今西 淳)

18番ティーショットを放つ石川遼(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本プロ選手権 第1日(27日、北海道・恵庭CC=7441ヤード、パー72)

 気温30・5度、強い日差しの下、第1ラウンドが行われている。2019年大会覇者の石川遼が4バーディー、ボギーなしの68で回り、4アンダーで暫定首位に立っている。石川と同組の平田憲聖、ツアー3勝で49歳のブラッド・ケネディ(オーストラリア)が4アンダーで並んでいる。1打差の3アンダー同4位に、遠藤彰らが続く。

 石川は10番から出ると、14番、17番でバーディー。後半も2バーディーを重ねた。資料の残る1992年以降でツアー最長のパー3ホール、8番(270ヤード)は第1打を3ユーティリティーでグリーン右のラフへ運び、4メートルのパットを沈めパーをセーブした。

 ラウンド後は「ラフから打つことが多かったけど、何とかしのぎながらやったという感じ。自分の技量や状態を冷静に判断して、攻めるか攻めないか、どこに打つかを考えながら、非常にやりがいがある。結構必死にやった4アンダーでもある。このスコアは今日の自分が出せるベストだったと思う。明日は明日で、冷静に一打一打向き合っていきたい」と話した。

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