◆米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 エビアン選手権 第1日(27日、フランス・エビアンリゾートGC=6527ヤード、パー71)
3年連続出場の古江彩佳(富士通)が4バーディー、2ボギーの69で回り2アンダーの好発進を決めた。中継局のWOWOWの取材に応じ「どんよりしたスタートから始まって、バーディーチャンスにつけても、パターで苦しんだ。最後にカムバックできて良かった」と笑顔で振り返った。
前半で2つ落とすも、終盤の7番から3連続バーディー締め。スタートの10番で3メートルのパーパットがカップに蹴られボギーに。その後もチャンスにつけても、グリーンとのタッチが合わない場面が多く見られた。復調のきっかけはキャディーからの「スピードが合っていない」というアドバイスだった。後半に入り「意識したのがバーディーにつながった」。3番でこの日最初のバーディー。7番では4メートル、8番、9番でそれぞれ1・5メートルのバーディーパット沈めスコアを伸ばした。
21年は4位、昨年は19位と相性の良い大会。逆転でのメジャー初制覇へ「しっかり集中して攻めのプレーができれば」と気持ちを新たにした。