渋野日向子1オーバー発進も第2Rで巻き返しへ「まだチャンスがあると思っている」…エビアン選手権第1R


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 エビアン選手権 第1日(27日、フランス・エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71)

 メジャー2勝目を目指す渋野日向子(サントリー)は3バーディー、4ボギーの72で回り、1オーバーでのスタートとなった。中継局のWOWOWの取材に応じ「傾斜で体を動かすのに、自分の体幹を意識した。ダフったりしてしまったミスを次に生かせるようにやっていた耐えている方と言えば耐えている方」と振り返った。

 出だしの10番で第1打を木の後ろに落とし、2オンできずボギー発進。16、17番を連続バーディーとし、後半に入るもスコアを落とした。1番ではピン手前2・5メートルにつけチャンスも、バーディーパットは惜しくもカップに蹴られパー。その後はショットが右に曲がり、木に当たる場面も見られた。一方、フェアウェーの狭い6番でドライバーを握るなど、攻める場面も見られた。「ここ1か月を考えると、一番自信を持って振れている」と状態は悪くないという。

 苦しい展開も、競技後は「しぶこスマイル」が見えた。昨年は2日間通算9オーバーで予選落ち。雪辱へ気持ちを切り替えている。「スタートダッシュは遅い方。ボギーを打っても深くは考えていない」と冷静に話した。「まだチャンスがあると思っている。自分のやるべきことをできるように頑張りたい」と28日へ意気込んだ。

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