女子プロゴルフツアーで活躍する双子姉妹・岩井明愛(あきえ)、千怜(ちさと、ともにホンダ)の弟でアマチュアの光太(日大1年)が31日、マンデートーナメントを通過し、横浜ミナトチャンピオンシップ(8月3日開幕、横浜CC=7231ヤード、パー71)への出場を決めた。プロツアーは20年の日本オープン、22年のカシオワールドオープンに次ぎ3度目となる。
初のマンデートーナメント突破で、数少ない本戦への出場枠を手にした。「前半は耐えながらのゴルフができたが、後半は崩れてしまってもったいなかった」と振り返った。コースの印象は「苦手なイメージはないが、ビッグスコアが出る感じもない」とミスを減らして上の順位を目指す。
明愛、千怜はメジャー第3戦、全米女子オープンに出場。帰国後には3人で練習を行った。「オフシーズンは一緒にトレーニングしている」と3姉弟の仲の良さを明かした。4月に日大に入学し、静岡・三島で寮生活を送っており、「今年はあまり一緒に練習することもないと思う」。ツアーで活躍する姉2人とは離れているが、良い報告を届けるつもりだ。
「横浜ミナトチャンピオンシップ」は、日米ツアー通算13勝の丸山茂樹がアンバサダーを務め、今季新設された大会。本戦には丸山の長男・奨王(登録名の読みはショーン、フリー)も出場する。