原英莉花は通算2アンダーでホールアウト「体は十分戦える。でも頑張って1アンダーなんで…」


10番ティーショットを放つ原英莉花(カメラ・今西 淳)

10番ティーショットを放つ原英莉花(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 北海道meijiカップ 第2日(5日、札幌国際CC島松C=6593ヤード、パー72)

 3か月ぶりの復帰戦となる原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算2アンダーとした。ホールアウト時点では予選通過圏内につけている。10番スタートのこの日は前半は全て耐える展開。後半に入り1つ落とすも、6番パー5で最初のバーディーを奪い、8番で3・5メートルのバーディーパットを沈めた。最終ホールの9番パー5では「気合い入りすぎちゃったみたい」という第3打が、グリーン奥のラフにこぼれカットラインを下回る危機も。アプローチでピン真横にピタリとつけ、パーをセーブした。

 前日の第1ラウンドよりも「チャンスがなかった」ともどかしい時間が続いた。予選通過のカットラインも視野に入り「この一打が勝負」と思いながらプレーしていたという。2日間36ホールを完走し「体は十分戦える。でも頑張って1アンダーなんで、どうかなと思う。バーディーが取れない」とまだまだ本調子でないことを嘆いた。予選通過は願いつつも「人が崩れるのは願えない」。カットラインを下回っても「腕を磨いてきます」と明るく取材を終えた。

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