渋野日向子「情けないゴルフをしてしまった」 77で6差6位に後退


◆米女子プロゴルフツアー スコットランド・オープン 第3日(5日、英ダンドナルド・リンクス=6494ヤード、パー72)

 首位で決勝ラウンドを迎えた2019年AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(サントリー)は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの77と落として通算7アンダーとし、首位と6打差の6位に後退した。

 ホールアウト後に中継局のWOWOWの取材に応じ、「最初の方はチャンスを作れていたけど、1個落としてから本当に情けないゴルフをしてしまったので、すごく残念」と悔しさを押し殺した。

 我慢のゴルフが続いた。12番でグリーン右バンカーからの第3打が寄らず、この日2つ目のボギーを喫した。続く13番で8メートル近いパーパットをねじ込み悪い流れを断つと、14番パー5で第3打を1メートル半につけて、初のバーディーをもぎ取った。

 しかし直後の15番パー3で第1打をグリーン奥に外して痛恨のダブルボギーを喫すると、17、18番もボギーで終えた。「悪い感触はショットはなかったけど、やっぱり最後の方がガタガタしてしまったので、すごくもったいないなと思う。パッティングでも打ち切れないところが多々あった」とプレーを振り返った。

 ショットが乱れ、後半に入ってから4つスコアを落とす展開。「(気持ちのコントロールは)なかなか最後できなかったのがすごく悔しい。まだ明日もあるので、上だけを見て悔いの残らないように頑張りたい」。気持ちを切り替え、上位を目指す。

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