山下美夢有は通算2アンダーで予選通過圏内「耐えて耐えてのゴルフ」…全英女子OP第2日


山下美夢有

山下美夢有

◆米女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 第2日(11日、英ウォルトンヒースGC=6881ヤード、パー72)

 第2ラウンドが始まり、19位から出た山下美夢有(みゆう、加賀電子)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算2アンダーでホールアウト。この時点で暫定16位につけ、首位とは9打差。予選通過を確実にしている。

 5番パー3で3メートルを決め、6番パー5では第3打を1・5メートルに運び連続バーディー。11番パー5で5オン1パットのボギーとなった後、16番パー5でこの日3個目のバーディーを奪った。直後の17番パー3でボギー。最終18番は5メートルのパーパットを沈め、71と粘った。

 ラウンド後は中継局WOWOWのインタビューに答え、「今日は耐えて耐えてのゴルフ。前半はいい流れで回れたが、後半の最後崩してしまう場面があったので、悔しい。前半は比較的ショットが安定していてよかったけど、後半はティーショットが左右にブレることが多く、なかなかグリーンに乗らない場面もあった。パッティングはそんなに悪くない。引き続きタッチを重点的に練習したい。グリーン周りのアプローチがあまり寄っていないので、しっかり寄せられるように。残り2日間、アンダーパー目指して頑張りたい」と落ち着いた表情で話した。

 メジャー初出場となった昨年の全英では13位と上位を争った。昨季の国内年間女王として臨んだ今季の海外メジャーは、7月の全米女子オープンで予選落ち、7月のエビアン選手権で48位の成績だった。大会前には「風が吹くと難しくなると思うので、しっかりマネジメントをしていけたら」と話していた22歳は決勝ラウンドでも奮闘する。

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