桜井心那、3人目の10代3勝へ1差3位 首位と3差に14人の混戦に「みんなにチャンスある」


9番、第2打を放ち笑顔で走る桜井心那(カメラ・今西 淳)

9番、第2打を放ち笑顔で走る桜井心那(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー CATレディース 第2日(19日、神奈川・大箱根CC=6638ヤード、パー72)

 ツアー通算2勝で19歳の桜井心那(ここな)は4バーディー、1ボギーの69と伸ばし、首位と1打差の9アンダー3位で最終日へ向かう。

 出だしの1番パー5で2オン2パットのバーディー。2番は第2打を“お先”の連続バーディー。後半は1つ伸ばすにとどまったが、16番で2・5メートル、17番で4メートルといずれもパーパットをしぶとく沈め、崩れなかった。

 過去に10代で3勝した選手は2004年の宮里藍、17年の畑岡奈紗の2人しかいない。前週のAIG全英女子オープンからの帰国参戦で奮闘する中、「後半はしっかりパーでしのげたのは良かった。あした伸ばせたら勝てる可能性はあると思う」。トップと3打差以内に14人がひしめく混戦の状況に「7アンダー(9位タイ)までぎっしり詰まっている。みんなにチャンスあるかなと思う」と冷静に話した。

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