◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス 第2日(25日、北海道・小樽CC=6695ヤード、パー72)
気温30・7度、コースは強い日差しと前日の雨の影響で湿度79%と蒸し暑い状況の中、第1ラウンド(R)の残りと第2Rが実施された。ツアー通算5勝の比嘉真美子(TOYO TIRE)が2オーバー72位から出た第2Rを6バーディー、1ボギーの67で回り、通算3アンダーでホールアウト。首位と3打差の暫定10位となっている。
この日は早朝から27ホールのプレー。第1Rの後半9ホール(1~9番)では2つ落としたが、第2Rで13番からの3連続バーディーなどスコアを5つ伸ばした。「疲れました。(暑さは)大丈夫ではなかった。指折り、ホール数を数えていた。上からも下からも暑くて頭がボーッとする」と振り返った。
自身のプレーについては「ティーショットが悪くて、リカバリーが良かった。耐えるのと、攻めるのがうまくかみ合った」と分析した。第1Rを終えると、第2Rはトップスタートの時間帯で「今日中に2ラウンドを終えられたことは良かった」と話した。
昨季メルセデス・ランク142位でシードを落とし、今季はQT(予選会)ランク82位、中盤以降はリランキング11位の資格で出場する。前週のCATレディースでは6試合ぶりに予選を通過。初日に66で3位発進から39位だった。「先週バーディーをたくさん取って60台で回ったり、今回も予選通過のプレッシャーがかかるラウンドでしっかり攻めて、いいプレーができた。自分にとってプラスになる」と強調した。
「明日、あさって、与えられたスケジュールとポジションで100%ベストでいけるように備えたい」と決勝Rを見据えた。この後の過ごし方については「1球も打ちたくないので、すぐに帰ります」と、長丁場のラウンドを終え息をついた。