◆米女子プロゴルフツアー ポートランド・クラシック 第1日(31日、オレゴン州コロンビアエッジウォーターCC=6478ヤード、パー72)
渋野日向子(サントリー)は1イーグル、3バーディー、ボギーなしの67で回り、5アンダーでホールアウト。トップと4打差の暫定10位と好発進となった。
雨の中でスタートし、1番でバンカーから1メートルに寄せてパーセーブ。4番でラフからチップインバーディーを奪うと、6番で2メートルのパーセーブ後、7番パー5で2打目をグリーン手前まで運ぶと、チップインイーグルを奪取。10番パー5は第3打を1・5メートルにつけるバーディー。最終18番で6メートルのバーディーパットを沈めて締めた。フェアウェーを外したのは2度、パット数26と安定したプレーを見せた。
渋野は前週のCPKC女子オープンで2戦ぶりに予選を通過し、5オーバーの50位で終えた。ラウンド後は中継局WOWOWのインタビューで以下のように話した。
―ラウンドを振り返って。
「チップインが2回あったり、すごくラッキーな一日だったかなと思うんですけど、全体的にショットも悪くはなかったので、すごく良かった方だと思います」
―本格的な雨の中スタート。1番から良いパーセーブもあった。
「距離もちょっと落ちるかなという想定で飛ばしに行っちゃって、引っ掛けてというミスショットを、しっかりパーセーブできたのはすごく大きかった。次のホールに向けて、良い気持ちで行けたので良かったと思います」
―3番のパーセーブ後、4番ではチップインバーディー。
「微妙なパーパットが残ったりしましたし、なかなかシビアなのも多かったけど、難しいアプローチが入ってくれて、すごくラッキーだと思いました」
―7番ではチップインイーグル。グリーン周りの手応えは?
「あのチップインもすごくうれしかった。しっかり練習していたので、難しいライも多いので雨ですし、いろいろ考えながらやっていたのが、チップインにつながってすごく良かったと思います」
―後半、グリーンもやわらかくなる中、しっかり縦距離も合わせてチャンスをつけた。
「チャンスにつく回数も多かったので、やっぱり外してしまうのがすごく悔しかったりはしましたけど。しっかり次に切り替えて、また(5、6メートルの)チャンスにつけられていたということはすごく良かったかなと思います」
―ノーボギーも自信に。
「微妙なのも多かったけど、しっかり打ち切れていたかなと思うので、最後までノーボギーでできて良かったです」
―明日は、どんなラウンドをしたい?
「また明日も天候が変わって晴れてくれるかなと思います。トップスタートなのでしっかり伸ばせるところは伸ばして、という内容にできるように頑張ります」