山下美夢有は最年少&最速5億円突破へ、3差2位と好発進「アプローチ、パターでカバーできた」


山下美夢有

山下美夢有

◆女子プロゴルフツアー 住友生命レディス東海クラシック 第1日(15日、愛知・新南愛知CC美浜C=6534ヤード、パー72)

 通算10勝の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は6バーディー、ボギーなしの66で6アンダー。首位と3打差の2位と好発進した。前半に4バーディーを奪い、後半の11番で3メートルを沈めて伸ばすと、最終18番は7メートルのバーディーパットを決めた。

 ラウンド後は「ショットが左右にブレていたが、何とかアプローチとパターでしっかりカバーできたので良かった。自分のショットがしっくりきていない、フィニッシュが決まらないというショットが結構あった。修正できるように(コーチの)父と考えながらやりたい」と冷静に話した。

 今大会で優勝すれば、史上36人目の生涯獲得賞金5億円を達成。22歳46日での大台突破なら、2009年の横峯さくらの23歳281日を抜いてツアー最年少記録となる。到達に要する試合数でも、14年のアン・ソンジュ(韓国)の108試合を更新する104試合目。こちらも最速記録が懸かっている。

 第2日以降へ「今日も最後、バーディーを取れて、明日もいい流れでスタートできればいい」と見据えていた。

最新のカテゴリー記事