石川遼「良い誕生日にできるように」 4差4位で最終日へ


石川遼

石川遼

◆男子プロゴルフツアー ANAオープン 第3日(16日、北海道GC輪厚C=7066ヤード、パー72)

 前日に日没サスペンデッドとなった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、日没後の午後5時57分に、なんとか全員がホールアウトした。2015年大会覇者の石川遼(カシオ)は4連続を含む7バーディー、3ボギーの68で回って通算12アンダーとし、32歳の誕生日となる最終日を4打差4位で迎える。

 前日に続き喉に痛みがあり声が出ないため、ホールアウト後は囲み取材ではなく大会広報を通じてコメントを発表。「内容もそんなに悪くないですし、全体的にも悪くなかったです」と第3Rを振り返った。

 2番で第2打をピン手前2メートルにつけ、3番パー3では第1打を30センチに突き刺した。4番は4メートルをねじ込み、5番パー5は左ラフからの第2打を刻むと、第3打はピン奥3メートルからバックスピンでカップへ向かうスーパーショット。2019年カシオワールドオープン以来となる4連続バーディーで波に乗り「良い流れを切らすことなくプレーできるようになってきたので、徐々に良い流れでできるようになっているかなという感じです」。

 大会最終日の17日は32歳の誕生日だ。「トップの香妻選手のスコア次第だと思うので、優勝かどうかは分からないですけど、良い誕生日にできるように良いプレーを目指して頑張りたいです」。昨年11月の三井住友VISA太平洋マスターズ以来となるツアー19勝目へ、4打差4位から追う。

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