１番ティーショットを放つ勝みなみ（カメラ・今西 淳）
◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 第２日（２３日、宮城・利府ＧＣ＝６５６９ヤード、パー７２、報知新聞社後援）
２０位から出た勝みなみ（明治安田生命）は５バーディー、１ボギーの６８でまわって通算６アンダー。首位と４打差の６位と逆転優勝を狙える好位置で最終日を迎える。
１１番で５メートルを沈めてから３連続で伸ばし「後半のほうがイメージがいい。パッティングもだいぶ、いい感じになっている。前半でボギーになりそうな２～３メートルくらいのを入れてパーが多かったので、後半の３連続バーディーにつながった」と笑顔で語った。
今季から米ツアーを主戦場とし、「ゴルフが（さらに）好きになった。うまくいかないこと、苦しいこともあるが、それって“伸びしろ”があるということ。苦しいけど、まだまだ行ける。来てよかったな、と楽しく過ごせている」と米国生活を語った。
前日（２２日）は、この日同組で回った同学年の小祝さくら（ニトリ）と、プロ野球・楽天戦のナイターを観戦し、リフレッシュした様子。好位置で迎える最終日に向け「せっかくの日本ツアーで、１年ぶりに宮城に来て、おいしいものを食べてサウナにも入れた。楽しいこともできて、上位で明日を迎えられる。その幸せをかみしめて、アレを目指して頑張りたい」と、阪神の岡田彰布監督のように『優勝』を目指す。