◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース プロアマ戦(12日、千葉・セブンハンドレッドGC=6697ヤード、パー72)
大会2連覇中で主催の富士通所属の古江彩佳が最終調整した。ツアー史上日本選手初の同一大会3連覇がかかる。「この試合で恩返しできるように頑張りたい。楽しみながら大会を盛り上げたい」と大会ホステスプロらしく意気込みを語った。アマ時代を含め、過去3勝を挙げている大会。「コースは自分のティーショットで落ちるところのラフが長い。グリーンも速いので、つく位置によっては去年より難しくなるかなと思う」。例年以上に警戒する。
2週前の日本女子オープンから、1週空けての出場。前週は地元である兵庫・六甲国際GCで調整した。「前よりもコースでたくさん練習に行かせてもらった。ピンに打つ練習、狙ったところに打つ練習を多くしてきた」とショット力を磨いた。最近は「集中できていないことがある」と課題も口にした。「悪い方を考えて、ショットに集中できていないことがたまにある。その辺を考えずに思い切ってプレーできたら、いい方につながるかなと思う」と一打一打に集中する。
主戦場の米ツアーは、アジアツアーが今日から開催。次週の韓国、マレーシア、日本開催のTOTOジャパンクラシックと3週連続で参戦予定だ。ディフェンディングチャンピオンの出場義務もあるが「日本の試合にも出たい部分があった」と出場を決めた。国内最終戦のJLPGAツアー選手権リコー杯(報知新聞社後援)も世界ランク50位以内の資格で、現時点では出場可能。「権利があれば(出る)」と参戦予定であると明かした。