久常涼、昨年12位ZOZOチャンピオンシップの雪辱へ「この試合のためだけに頑張ってきた」


久常涼

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 テーラーメイドが17日、オラクル・レッドブル・レーシングとのコラボ製品発売イベントを、都内で開催した。同社と用品契約を結ぶ久常涼(SBSホールディングス)が出席し、イベント参加者とドラコン対決などを行った。

 久常は19日開幕の日米共催・ZOZOチャンピオンシップ(千葉・アコーディア習志野CC)に3年連続出場。昨年は最終ホールのボギーが響き12位に終わった。2週後の米ツアー出場権を得られるトップ10に1打及ばず、涙をのんだ。「去年はこの試合ですごい悔しい思いをした。1年間、この試合のためだけに頑張ってきたと言っても過言ではない」と昨年の雪辱に燃えている。

 この日はコースで18ホール回り調整。「コースでしっかり調整できた。いい感じ」と順調さをアピール。第1、2ラウンドはニコライ・ホイガード(デンマーク)、ボウ・ホスラー(米国)と同組。そのほかにも世界ランク6位のザンダー・シャウフェレ(米国)ら豪華メンバーが参戦。「負けないように頑張りたい」と闘志を燃やしている。

 先月は欧州リーグのフランス・オープンで優勝。凱旋試合となった前週の日本オープンは45位と悔しい結果になった。だが、米男子ツアー公式サイトで発表された優勝予想では、松山英樹(LEXUS)や、国内賞金ランク1位の金谷拓実(Yogibo)らを抑え日本勢トップの9位。「今年は優勝したい」と力強く目標を語った21歳。「自分がいいプレーを4日間通してできれば」。今大会にかける思いは人一倍強い。

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