渋野日向子は70で暫定41位「すごく前向きになれた4日間」 シード入りかかる次週の大会へ


通算12アンダーでホールアウトし、(左から)岩井千怜、桜井心那と抱き合う渋野日向子(カメラ・今西  淳)

通算12アンダーでホールアウトし、(左から)岩井千怜、桜井心那と抱き合う渋野日向子(カメラ・今西 淳)

◆米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック 最終日(5日、茨城・太平洋C美野里C=6598ヤード、パー72)

 米ツアー2年目の渋野日向子(サントリー)は29位で出て、3バーディー、1ボギーの70で回り、通算12アンダーの暫定41位で終えた。

 5番でボギー先行も、12番でバーディーを奪い、終盤の16番パー3で1・5メートル、17番パー5では2オンに成功し、連続バーディーとスコアを伸ばした。

 多くのファンに見守られた中、ラウンドを終え「最近の自分のショットの内容、ゴルフの感じだと、4日間をアンダーで回りきれたのは大きかった。もうちょっと頑張らないといけなかったと思うけど、自分のできる精いっぱいだったのかなとも感じる。先週、先々週よりはすごく先が明るいと感じる1週間だった。すごく前向きになれた4日間」と振り返った。

 ポイントランクで前週時点81位からのシード権獲得圏内(80位以内)入りへ、今週20位以内が昨年例で80位の選手のラインに届く目安とされていた。次週のアニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・ペリカン(9日開幕、フロリダ州)が現時点で最終戦の予定。「本当に相当頑張らないとシードは無理。自分の今できることを全て出し切れるように頑張りたい」と前を向いた。

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