中島啓太は通算2アンダーで暫定18位 米下部ツアー最終予選会「もちろん挑戦したい」と出場を明言


4番ティーでねらいを定める中島啓太。通算2アンダーで大会を終えた(カメラ・今西 淳)

4番ティーでねらいを定める中島啓太。通算2アンダーで大会を終えた(カメラ・今西 淳)

◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(12日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 賞金ランク1位の中島啓太(フリー)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算2アンダーの暫定18位につけている。「ボギーはもったいなかったが、たくさんバーディーを取れたので良かった」と納得した表情でホールアウトした。

 今大会終了時点の賞金ランク1位の選手には、米下部ツアー(コーンフェリー)の最終予選会(12月14~17日、米・フロリダ州)の出場権が与えられる。今大会開幕前の賞金の差は1939万7180円。金谷が逆転するためには優勝か、単独2位で中島が単独48位以下が必要。金谷は首位とは7打差の暫定3位と逆転が厳しい状況となっている。これを受けて中島は「行ける可能性が高いので、もちろん挑戦したい」と参加を明言した。「でも行けることがすごいわけではないので、そこでいいパフォーマンスを出せるようにしっかりやっていきたい。最後まで気を抜かずにやっていきたい」と意気込んだ。

 予選会では5位以内に入れば来季米ツアーでの出場権を獲得できる。「PGA(米ツアー)に行きたくて戦っているので、まずはトップ5を目指してやりたい。でもその前に賞金王という目標があるので、一打一打が大事になってくると思うので、たくさん練習したい」とまずは今季残り3戦を戦い抜く。

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