山下美夢有、連続年間女王へ課題のパット「良くなっていると思う」…残り2戦3人の争い


ティーグラウンドでおどける山下美夢有(カメラ・岩田 大補)

ティーグラウンドでおどける山下美夢有(カメラ・岩田 大補)

 女子プロゴルフツアーの大王製紙エリエールレディスが16日から4日間、愛媛・エリエールGC松山(6575ヤード、パー71)で行われる。2年連続の年間女王を目指すメルセデス・ランク1位の山下美夢有(みゆう、22)=加賀電子=は15日、プロアマ戦で調整。約1か月ほどパットで苦戦も「良くなっていると思う。最近は考えすぎていたので、私らしく思い切ってプレーするだけ」と残り2戦を迎え、吹っ切れた様子で話した。

 山下を9・32ポイントの僅差で追う2位・申ジエ(35)=韓国=は2週ぶりの日本ツアー出場。前週は母国で調整に充て「結果よりも過程に集中している」と史上初の日米韓3か国での女王戴冠チャンスにも気負いはない。3位の岩井明愛(あきえ、21)=ホンダ=はここ3戦、初日に好発進しながら第2日以降の失速が目立つ。「(年間女王へ)意識はしないが、できるだけポイントは取りたい。残り2戦で優勝を目指したい」と気合を入れた。3人に絞られた女王争いは、シビアな戦いになる。(岩原 正幸)

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