金谷拓実「勝つだけ。それだけです」 逆転賞金王へ正念場


18番、ティーショットを放つ金谷拓実(カメラ・豊田 秀一)

18番、ティーショットを放つ金谷拓実(カメラ・豊田 秀一)

◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン プロアマ戦(22日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)

 賞金ランク2位の金谷拓実(Yogibo)はプロアマ戦で18ホールを回り、23日の開幕に備えた。「もう勝つだけなので。それだけです」。今季3勝目を挙げ、逆転賞金王へ望みをつなぐ。

 トップの中島啓太(フリー)との差は約4033万円。残り2戦の優勝賞金はともに4000万円のため、今大会を中島よりも上の順位で終えることが最低条件となる。「グリーンの状態も良く、スピードも速い。スコアも伸びやすいと思う。天気もいい予報なので、スコアの伸ばし合いになってくると思う。とにかく優勝するために頑張ります」と繰り返した。

 カシオワールドオープンは、2021年に4位に入っている。「コースは広いが、その分ターゲットをしっかりと絞って打たないといけない。そのためにもいい準備をして、優勝するだけ」。崖っぷちから底力を発揮する。

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