◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン 最終日(26日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)
9位で出た中島啓太(フリー)が1イーグル、4バーディー、2ボギーの68で回って通算12アンダーとし、賞金ランクで2位以下に4000万円差をつけて最終戦の日本シリーズJTカップ(優勝賞金4000万円、報知新聞社主催)を迎えることになり、初の賞金王が決まった。最終18番ではグリーン右からのチップインイーグル。両手を突き上げ天を仰ぐ姿も見せた。
石川遼(18歳)、松山英樹(21歳)に次ぐ年少3位となる23歳でのキング戴冠(たいかん)となった。
◆中島 啓太(なかじま・けいた)2000年6月24日、埼玉・加須市生まれ。23歳。日体大卒。6歳でゴルフを始め、東京・代々木高3年時の18年にオーストラリアアマ選手権で日本人初V。18年アジア大会個人&団体金。21年アジア・パシフィックアマチュア選手権を制し、22年マスターズの出場権を獲得。21年9月のパナソニックオープンで日本ツアー史上5人目のアマ優勝。22年9月にプロ転向。177センチ、75キロ。