１番、セカンドショットを放つ岩井明愛（カメラ・渡辺 了文）
◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 ＪＬＰＧＡツアー選手権リコー杯 最終日（２６日、宮崎・宮崎ＣＣ＝６４９７ヤード、パー７２）
メルセデス・ランク３位から逆転での年間女王を狙った岩井明愛（あきえ、ホンダ）は５バーディー、４ボギーの７１で回り、暫定２４位となっている。ホールアウト後に取材に応じ、「年間女王争いに加わることができて、うれしかったけど、悔しいなという気持ちもある」と今大会を振り返った。
今季は初優勝を含む、３勝を挙げる飛躍の１年となった。「めちゃくちゃ、いい１年だった。優勝もありましたけど、（双子の妹の）千怜（ちさと）とプレーオフをやったり、最終日最終組だったり、２人で海外メジャーにも挑戦できたことで、充実していた」と明るい表情をのぞかせた。自己評価は「９０点」。残り１０点を問われると「年間５勝を目標にしていたのでもう少しだった」と２勝届かなかったことを悔やんだ。
３月から始まった長い２０２３年シーズンを終え、２７日からはオフに入る。一番やりたいことは「遊びたい（笑い）。（千怜や友人との）２泊３日の旅行の計画も立てている」と２１歳らしく羽を伸ばす予定だ。