ツアー2勝の平田憲聖は2アンダー68、5打差9位で同学年追走へ「中島啓太の存在はいい刺激。1つでも縮める」


4番ティーショットを放つ平田憲聖(カメラ・今西 淳)

4番ティーショットを放つ平田憲聖(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(30日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 初出場の平田憲聖(エレコム)が、3バーディー、1ボギーの2アンダー68でホールアウト。首位と5打差の9位で初日を終え「ピンチもありながらでしたけど、なんとか耐えながらチャンスはしっかり生かせたので、まずまずかなと思います」と振り返った。

 第1組スタート前には、全30選手がそろい開会式が行われた。「初めてだったので、映像とか普段は見ないので、頑張ろうという気持ちになった」と平田。スクリーンに流れた歴代優勝者の数々の名シーンに気持ちを高めると、前半3番で初バーディー。4番パー4でピンチを迎えたが「4メートルの難しいラインについたんですけど、パーセーブできた。そこがなんとか流れを切らさずできたかなと思う」と、耐えるゴルフを見せた。

 今季は5月に初優勝を飾り、7月の国内メジャー、日本プロ選手権(北海道・恵庭CC)で2勝目。躍進の1年になった一方、同学年の中島啓太が賞金王となり、この日も7アンダーで首位に立った。平田は「啓太の存在はいい刺激になっていました。5打差に離されているので、そこを1つでも縮められるようにやっていきたい」と意気込んだ。

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