蝉川、中島、石川遼がデッドヒート 1打差で首位争い…前半終了、日本シリーズJTカップ最終日


1番、スタートした最終組の(左から)中島啓太、石川遼、蝉川泰果(カメラ・竜田 卓) 

1番、スタートした最終組の(左から)中島啓太、石川遼、蝉川泰果(カメラ・竜田 卓) 

 前半が終了し、最終組の3人が激しいつばぜり合いを演じている。首位から出た蝉川泰果(フリー)が14アンダーで単独の暫定首位に踊り出た。首位タイから出た賞金王の中島啓太(フリー)はスコアを1つ落として、通算13アンダーで2位に後退。2打差の3位から出た2015、19年大会覇者・石川遼(カシオ)が2つスコアを伸ばす猛チャージで2位に浮上した。

 石川は8番で約10センチ、もう少しでホールインワンのスーパーショットがさく裂。1番と難関ホールの4番でボギーをたたいたが、前半で4つのバーディーを重ねて13アンダーで1打差2位に迫った。石川の最終日最終組での優勝は過去18回あり、うち最終日逆転優勝が7回ある。

 3位から出たの金谷拓実(Yogibo)は1番パー4で第2打をピン右約2メートルにつけてバーディーを奪取。前半は2バーディー、2ボギーで回り、11アンダーで3打差4位。宋永漢(韓国)も4位に並んでいる。

 3連覇がかかる谷原秀人は6位で出て、9ホールを終えて7アンダーで7打差の6位。稲森佑貴も7アンダー。18年、19年賞金王の今平周吾と前週のカシオワールドオープンで初優勝を飾った鍋谷太一、小木曽喬が6アンダーで8位に並んでいる。 

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