柏、最終節で残留決定 終盤に追いつかれ4戦連続ドロー、17位でシーズン終了


柏レイソル

柏レイソル

◆明治安田生命J1リーグ▽第34節 名古屋1―1柏(3日・長良川)

 柏は名古屋と1―1で引き分け、最終節でJ1残留を決めた。後半26分にMFマテウスサヴィオのゴールで先制したが、後半50分にPKで追いつかれた。

*  *  *

 序盤にネルシーニョ監督を成績不振で解任し、5月に井原正巳体勢に移行したチームは前半戦を最下位で折り返したが、後半戦は1つ順位を上げ、降格を免れた。

 最終成績は6勝13敗15分け。守備面で改善がみられたものの、リードを守り切れないドローが続き、4戦連続ドローでシーズンを終えた。引き分け数15はリーグ最多となり、シーズン6勝はリーグ最低の数字だった。

 井原監督は「シーズン途中で監督になった難しさもあったが、選手は常に前向きに、勝利のため、チームのために日々努力してくれた。その積み重ねが、最後ギリギリだが残留という結果につながったと思っている」とシーズンを総括。9日に行われる川崎との天皇杯決勝に向け「こういうチャンスはそうはない。優勝して締めくくりたい。出られない選手の分も含め、チーム一丸となって臨みたい」と意気込みを語った。

最新のカテゴリー記事