桜井心那がGTPA新人賞受賞 今季4勝でオフも大忙し「売れたなと思います(笑い)」


GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した桜井心那(左)と特別賞を受賞したイ・ボミ(カメラ・富張 萌黄)

GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した桜井心那(左)と特別賞を受賞したイ・ボミ(カメラ・富張 萌黄)

 日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)と特別賞の表彰式が13日、都内ホテルで行われた。新人賞を受賞した今季ツアー4勝の桜井心那(ここな)が出席し、「すごい先輩方が(VTRで)流れていて、皆さん大活躍されている方だったので、私もできるかなとうれしくなった」と宮里藍ら歴代受賞者と肩を並べた喜びを語った。

 今季は7月の資生堂レディスで初優勝を挙げると、宮里藍、畑岡奈紗に次ぐ史上3人目の10代4勝を達成。「一番印象に残っているのは初優勝の資生堂(レディス)。最後のパットが入った瞬間の鳥肌が立つ感じや歓声は覚えている」と大活躍の一年を振り返った。

 8月には初の海外メジャー、AIG全英女子オープンにも参戦。「全然通用しなかったことがびっくりした。そこも伸びしろだと受け止めている」と学んだことも多かったという。「風が強かったこともあって、みんな低めの強い球で打っていた。自分は風に左右されやすかったり、スピン量が多く改善しなきゃと思う。日本にいてもショートゲームがいつも足りていないと思う」と来季への改善点を口にした。

 下部ツアー新記録の5勝を挙げた昨年から、1年間でオフの過ごし方も大きく変わったという。「お仕事は数が全然違う。すごい忙しくさせていただいて、売れたなと思います(笑い)」とテレビやイベントに引っ張りだこだという。来季は「複数回優勝はしたい。今年4勝だったので、5勝したい。一番は年間女王。海外メジャーにも出られるやつは挑戦したい」と大きな目標を掲げた。

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