日本女子プロゴルフ協会表彰式「JLPGAアワード」が20日、東京都内のホテルで開かれ、初優勝を含む4勝を挙げた桜井心那(ここな)が、印象に残る活躍をした選手に贈られる敢闘賞を受賞。「こういう賞に選んでいたたことは光栄だと思う。1年の頑張りをこういう形で評価していただけて光栄な賞だと思う」と喜びを語った。
昨年は下部ツアー新記録の5勝を挙げ、賞金ランク1位で表彰式に出席した。「去年初めて出させていただいて、来年もまた戻ってきたい気持ちがあったのでうれしい。去年はトッププロの方に囲まれて自信がなかったが、去年よりは自信を持って立つことができた」と胸を張った。今年の漢字を問われると「鰻(うなぎ)」と答えた。「勝負飯がうなぎで、今年はたくさん食べたので。浜名湖のとき(リゾートトラストレディス)は週3、4で食べた」と史上3人目の10代4勝を果たした、うなぎのぼりの活躍の今季を振り返った。
オフは地元の長崎やタイで合宿を行うという。「技術面で成長したいところはリカバリー率を上げていきたいので、ショートゲームとバンカー」と課題克服へ練習を積む。来季の目標は「複数回優勝したい。海外メジャーに参戦できる試合はしたい。あとは年間女王を目指してやっていきたい」と今年以上の成績へ意欲をみなぎらせた。